マシンガン・プリーチャー

マシンガン・プリーチャー
Machine Gun Preacher
2011年
アメリカ

出演
ジェラルド・バトラー
ミシェル・モナハン

主役のサム・チルダースを演じたジェラルド・バトラーは、英国籍の俳優で、名門大学を優秀な成績で卒業、事務弁護士として由緒ある名門法律事務所に入所。
そこでアルコール依存症になる。
その後、役者に転身。
男臭い濃いルックスとマッチョなカラダ。
この人の来歴だけでも映画化出来そうです。

サムの奥さんを演じたミシェル・モナハン、美人です。

そして、この作品は実話を基にした映画だそうです。

ストーリー

チンピラのサムが刑務所から出所する。
その日は娘の誕生日だというのに、反省も無く、生活費の為に妻には水商売を強要する有り様。
妻と幼い娘とサムの母親は、サムの不在時に救いを求めて教会に通うようになっており、妻は水商売を辞めて、毎日工場で働き汗を流していた。

面白くないサムは愛車のチョッパーで酒場に繰り出す。
麻薬の売人であり、自身も薬物を乱用。
酒と薬物と暴力にどっぷり浸かる生活に戻る。

その彼が、自分の所業に恐怖を覚え、妻に救いを求める。

彼は妻や家族に伴われ教会へ赴く。
教会で洗礼を受けた彼は仕事に就く。

素質があったのか、下地があったのか、苦労しながらも建設業者として仕事が拡張していく。

貧しいながらも地道にまっとうに働く姿は、やがて余裕のある身なりと豊かな住まいに変わる。

同時に、家庭人としても、妻と娘を愛し、彼女達を守る夫であり父親として変貌を遂げる。

週末には熱心に教会に足を運ぶサムは、自らアフリカに社会奉仕に向かう。

そこでサムが目の当たりする内戦と悲惨な子供達。

サムはあまりの惨状に、自分に出来る事に必死で取り組むのだが... ... ...



まず、テーマの一つであるアフリカ問題としても、この映画は賛否が分かれるところです。

個人的意見として、アフリカの内戦は、一部ヨーロッパや中東の内戦とは別物。
アフガニスタンやパキスタンと似ている点もあるが、次元がまるで違う。

他国や他者の価値観が全く乖離して、相容れない。



私がため息をついたのは、サムの歩む道です。

上記で紹介したストーリーだけを取ると、落ちるところまで落ちた人間が立派に立ち直って頑張る話の様な書き方をしましたが、単純な話ではない。

アフリカでの行動は賛否に分かれるところですが、人として家庭人として考えると、もっと複雑です。
依存症の人間としても...

観る人の境遇や価値観、立場で意見は変わると思います。

断酒してから今日までの私の拠り所は妻子です。
だから、サムの活動は本末転倒に見える。

アフリカの惨状を考えると、サムが間違っているとは言いたくない、けれども正しいとも言えない。

なんとも複雑な気分になりました。
ただ、最後は(私は)救われましたが。

興味のある方はどうぞ。

プリーチャーはキリスト教(プロテスタント)の牧師さんの事です。

タイトルのマシンガン・プリーチャーはサムのあだ名です。
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り

セント・オブ・ウーマン/夢の香り
Scent of a Woman
1991年
アメリカ

監督
マーティン・ブレスト(ミッドナイト・ラン)
出演
アル・パチーノ(ヒート)
クリス・オドネル(バーティカル・リミット)




前々回に紹介した『ミッドナイト・ラン』と同じく、マーティン・ブレスト監督作品です。
この監督、寡作で作品毎に映画ジャンルは異なりますが、共通するテーマは「男の友情」。

*注意*
この作品は飲酒描写がかなりあります。



主人公は盲目のフランク・スレード元アメリカ合衆国陸軍中佐(アル・パチーノ)。


劇中、Alcoholic(アルコール依存症)という表現は使われませんが、本人の元々の人格と飲酒で、軍歴も人生も絶賛挫折中。


この盲目の退役軍人を演じたパチーノは、本作でオスカー(アカデミー賞)主演男優賞を受賞しています。
すごい演技です。




ハーバードに数多く生徒を送り出す名門校の高校生が、週末のバイトで、盲目で気性の激しい退役軍人の世話をする事になります。

名門校の高校生ですが、周囲のボンボン学生とは違い、奨学金で田舎から進学してきた(バイトもクリスマスの帰省費用の為)フツーの子。


独善的な中佐の前では少々愚鈍にも見えますが、素直で心優しく、そして意外にもタフで頑固。



中佐はある計画を遂行する為、高校生のチャーリーを伴ってN.Yへ出発します。

チャーリーも、学校であるトラブルに巻き込まれ、それどころではないのですが、しぶしぶ中佐と同行します。



この映画の最大の見所は、中佐がチャーリーのピンチを助けるシークエンスです。

が、、、

アルコール問題の関係者は、チャーリーが中佐を救う映画として観て頂きたいです。




繰り返しになりますが、
問題飲酒に悩む関係者に観て頂きたいですが、まず飲酒描写が多く、直接アルコールが問題とする映画でもありません。
飲酒の誘発の懸念がある場合は、

残念ですがお控え下さい。
プロフィール

diehard0

Author:diehard0
2009年秋
健康診断
アルコール性肝臓疾患
糖尿病
他、異常値たくさん

2011年4月〜2011年5月
入院治療
肝臓疾患
慢性膵炎
糖尿病

2011年11月14日
アルコール依存症と診断
即日精神病院へ入院
休職の始まり

2011年12月27日〜03月30日
入院中も再三飲酒し転院措置
1回目のアルコール専門病院へ
医療保護入院


退院後も再飲酒
休職のまま自宅療養
連続飲酒の日々



2012年06月
入院治療を希望
心療内科へ相談
専門病院を予約

現時点で最後の飲酒

2012年07月2日〜年09月28日
2回目のアルコール専門病院へ
任意入院



2012年11月
復職に向けての自宅療養
ブログを始める



2013年01月
職場復帰

2013年3月
正式復職


断酒ポリシー
“最初の一杯を飲まない”

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