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依頼人

依頼人
The Client
1994年 アメリカ

今日まで夏休みです。
都合で、例年より1週間遅い休みでしたが、明日からいつもの日常。
いや、
来月は半期の決算、9月末までは駆け足です。


6月以来、久しぶりのブログ更新になります。
正直、前回の記事以降、忙しかった事もあり、何度もブログは終了か無期限の休止にしようと思っていました。

人様の断酒ブログも、
特定の3つ以外は見てません。

これは単に忙しいから、
時間がないから、
という事だけではありません。
『時間が無い』というのは、自分の事でも他人事でも、大抵はただの言い訳。
時間はやりくりすれば、ある程度は都合がつくと思います。

ありていにいうと、ブログへの意欲が無くなったからです。

今は無理やり『断酒』と『映画』絡めていますが、このなんちゃってコラボがいよいよ行き詰まったら、その時はまた考えます。

その割にですが、今回はいつもにも増して長文(そして駄文)です。


さて、今回の映画。
アメリカの作家、ジョン・グリシャムの原作の映画化作品です。

他に、トム・クルーズが新人弁護士を演じた『ザ・ファーム』や、色々と目を背けたくなる描写の『評決のとき』があります。

いきなり作品から話がそれますが、少し前の映画は、『法律(裁判)』モノと、『潜水艦』モノは良作が多かった。
最近このキーワードにはアタリが無い。
というより、作品のネタにならないんでしょう。

『潜水艦』は戦争の概念(イデオロギーを背景とした国と国の戦い→複雑化した対テロ)が変わってしまったから。『潜水艦』は物語の舞台ではなく、戦い方の手段の一つでしか描けなくなった。

『法律』モノは、社会の規律と線引きである法律と、人間ドラマとの対比があってこそ面白い。

どちらにしても、世界や社会が多様化複雑化すればする程、ドラマ作りが難しくなる。

と、思っています。

この作品『依頼人』は、貧困層の少年と幼い弟の兄弟が、森の中である男の自殺現場に巻き込まれるところから物語が始まります。
この死にゆく男はマフィアのお抱え弁護士で、ボスの甥っ子の議員殺しの『証拠』を知ったが為に、二進も三進もいかず、自ら死を選びます。

この辺りでも、マフィアの恐ろしさと同時に、法律のしがらみ、アメリカの司法制度の複雑さが背景にあります。

この映画もまあまあ古く、私が初めて観たのは高校の頃だったですが、その時はまだ背景をあまりわからず観ており、先日久しぶりにあらためての鑑賞して、その出来栄えを再確認しました。

(当時は私の実家の家族も〝フルハウス〟で、私も他界した父も弟も平和で経済的にも余裕があり、皆元気でした。私は学生結婚だったのでハタチになる前に実家を離れましたが、この頃までに実家の家族と観た映画を観ると、複雑な感情が湧き上がります)

映画の主人公の1人である少年は、自殺現場に遭遇して、知りたくもない議員殺しの『証拠』を知って、これまで縁もなかった世界の、思惑渦巻くの騒ぎの中心に立たせられます。
貧困とアメリカの保険制度の為、自殺現場での恐怖からトラウマを負った幼い弟の治療はままならず、高等教育を受けていないであろうシングルマザーの彼らの母親は職を失い、事件に巻き込まれた彼ら家族に手を差し伸べてくれるのは、慈善病院の医療従事者だけ。
州の警察や検察、FBIや連邦検事さえも、議員殺し解決の暁に描く自身の立身があり、少年や家族の無知と貧困につけ込む捜査のやり方で、配慮もお構いなし。

ここもポイントです。
このGメン(GメンのGはガバメント=政府)達は、多少は法に触れる荒っぽい手段を取りますが、絶対悪であるマフィアを検挙する為(その後の出世の為でもありますが)で、己の役割を遂行しているに過ぎない。

少年は少しヤンチャで度胸があり機転の利く子ですが、そこは子供です。

何より、法や制度に対しての無知、貧困、更にはもともと綱渡りな家庭環境が、少年と家族を追い詰めます。

そして、GメンはあくまでGメン、本当に危険なのはマフィアです。

(ちなみに私はヤクザ・暴力団・マフィアに対して寸分の夢も浪漫も持ち合わせていません。彼らは利益を至上とした、利益の為だけの、利益の為なら何でもする集団だとしか思っておりません)

このどん底の少年に手を差し伸ばすのが、野心も極端な主義主張も無い、
恐らく思想的には〝ノーマル〟な中年の女性弁護士。

(映画のことより個人的な註釈ばかりで恐縮です。
高慢で融通の利かないGメンには苦笑いですが、ヤクザマフィアと同じくらい、場合によってはそれ以上に、『反体制派』『反⚪︎⚪︎主義』『人権派』が大嫌いです)

女性弁護士の法律家として、人として、時に女性(母親)らしさが少年を必死で守り、少年と共に立ち向かうストーリーです。

フツーの中年女性というところですが、この女性弁護士も実は、夫婦不和→鬱病→離婚→親権剥奪→アルコール依存→立ち直って弁護士稼業、という過去を持つキャラクター設定です。

自身も貧構層の出身で、職を転々した後に経済専門の弁護士となり、一時は州の議員にもなった作家、ジョン・グリシャムの作品は1冊も原作を読んだことがなく、全て映画化作品でしか知りませんが、法律や制度をいかに駆使する(逆に無知は恐ろしい)という事が大きなテーマで、他にはアメリカの社会問題が詰め込まれています。

アメリカの社会問題はアメリカ文化に起因する固有のものも多いですが、全てが他人事ではなく、10年遅れで日本でも生じるものも少なくないと思っています。

ふと我が身を振り返り思う事は、
私もどちらかといえば、社会的には弱者に近い方。
所詮はアルコール依存の人間です。
今は貧乏暇なしながらも平穏ですが、正直、いろんな意味でこれ以上人生を転ぶのは怖い。
油断をする巻き込まれたりつけ込まれたりすることもあるかもしれない。

映画はあくまで娯楽、
綺麗事は言うのも聞くのも嫌いですが、
やっぱり、やれる事や、やれるべき事はなんでもしよう。
勉強も怠らず知識をつけて、度胸をつけて、たくさん働いて、少しでも経済的にも良くなって、普段は出来るだけ正しい選択をして、人の信頼を積み重ねなきゃ。

世の中が多様で複雑化する中、維持継続するべき事と、変わるべき事を見分けて、
そしてアメリカ文化とちょっと違うのは、普段はなるべく謙虚であろう。

なんて考える次第です。


この映画のキャストは、女性弁護士にスーザン・サランドン、
連邦検事にトミー・リー・ジョーンズ、そして映画やアメリカのドラマ好きなら、よく見る脇役俳優が目白押しです。
ただ、今となっては残念なことに、主人公の少年を演じたブラッド・レンフロ、日本でも昔はかなり女性ファンが多かったイケメン君ですが、10年近く前に、25歳の若さで急逝されていました。
ドラッグのオーバードーズ(過剰摂取)だったそうです。

色々書き並べましたが、この映画を観たから思ったというより、あらためて持論を『断酒』と『映画』にこじつけました。

もう、ブログ書くのも無理があるなあ。
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プロフィール

Author:diehard0
2009年秋
健康診断
アルコール性肝臓疾患
糖尿病
他、異常値たくさん

2011年4月〜2011年5月
入院治療
肝臓疾患
慢性膵炎
糖尿病

2011年11月14日
アルコール依存症と診断
即日精神病院へ入院
休職の始まり

2011年12月27日〜03月30日
入院中も再三飲酒し転院措置
1回目のアルコール専門病院へ
医療保護入院


退院後も再飲酒
休職のまま自宅療養
連続飲酒の日々



2012年06月
入院治療を希望
心療内科へ相談
専門病院を予約

現時点で最後の飲酒

2012年07月2日〜年09月28日
2回目のアルコール専門病院へ
任意入院



2012年11月
復職に向けての自宅療養
ブログを始める



2013年01月
職場復帰

2013年3月
正式復職


断酒ポリシー
“最初の一杯を飲まない”

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