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飲む?

先日、別件ですぐ近くに行ったので、最後に(アル専病院には二回入りました)入院したアルコール専門病院に寄りました。
退院して三ヶ月、呼ばれてないけど毎月診察に行ってますが、この日は別目的。退院後の診察の度に病棟に顔を出してるんですが、担当だった看護師さんが毎回休みと重なってお会いしてなかったから、暮れのご挨拶と近況報告をしたかったのです。

私のモチベーションにもなるし、担当さんも喜んでもらえます。私は営業職なので、難易度の高いお客様が成約後に満足されているとpriceless、お金には変えられない喜びがあるのを知っています。

他の看護師さんよりサバサバしてて、(血の通った)厳しい担当さんですが、ミーティング中に詰所から出てきて喜んでくれました。(私は人の巡り合わせに必然を信じますから、他の方だったら今日は違うものになってたかもしれません)

私が恥じらう事なく(気持ち悪い表現ですみません)、元気ですよって、言える他人なので、少し余計におしゃべりをしました。

その中で、担当さんが驚かれたのは、私が今は抗酒剤を服用しておらず、退院と同時にやめてしまったことでした。
病院の周りには、徒歩10分以内にお酒が買えるお店が少なくとも4軒あります。バレるバレないはさておき、買う気になればいつでも買えました。見つかって、外出禁止になった人、強制退院になった人、逃げ切った人、逃げ切ったけど再入院した人、色々います。
入院中、主治医の先生から『一応、抗酒剤飲んで下さい』と言われたので、深く考えず服用してました。

私は抗酒剤を服用して飲酒した事が無いので、効果を体験してません。
たから、先生から聞いた話か、歴戦の猛者達の手柄話でしか知りません。猛者達はもれなく酒豪を自負するツワモノですが、もれなく大変な目にあったと語ります。お酒の話では自分が抜きん出てると語るツワモノが、抗酒剤(シアナマイドかノックビン)の話では、その辛さや大変さで話の足並みを揃えます。
頭痛、動悸、呼吸困難、悪寒、震え、のぼせ、倦怠感、痛み、下痢、嘔吐。
要は、肝臓がお酒を分解する働きを止めるので、超酷い二日酔いが、お酒を飲んだそばから襲ってくるそうです。

で、話を戻すと、退院して服用をやめました。今もお守りがわりに冷蔵庫に冷やしてますが。

主治医の先生にも服用をやめたのは伝えてますが、理由はまず副作用です。私の場合は、皮膚のかゆみです。7~9月の暑い時期、結構辛かったです。私は入院半ばからかなり状態が落ち着いていたので、多分、その時に先生に伝えたら、服用は止めてもらえたかもしれません。
が、ある人から、『抗酒剤は自分の為だけではなく、周りを安心させる為に飲んだ』と聞いて、なるほどと思い、俺は理性も回復してるんだ!みたいな意地も手伝い、入院中は服用を続けてました。
最後に服用したのは、丁度三ヶ月前の今日、退院の日の朝です。

退院した夜に、翌朝起きて服用するか、ギリギリまで考えました。退院時点で、病的な飲酒欲求は全くなく、お酒は一生分飲んだと割り切っていました。今までにない、断酒意欲が自分でわかり、そのうち飲酒欲求が襲ってくると謙虚に考えても、しばらくは大丈夫だと思いました。
そこでルールをきめました。落ち込んだり、怒ったり、負の感情が続く事があるようなら服用再開。それまでは、冷蔵庫でお休みしてもらおうと決めました。やめた最大の理由は、服用せずに断酒を目指したかったからです。

それ以来、冷蔵庫の脱臭剤に隠れてます。

そんなこんなで抗酒剤に頼らず済みました。

担当さんは、現在服用してない事も、入院中は我慢して服用してた事も驚いていました。
少し、ドヤ顔でしたが、正直今更感です。それ自体忘れてました。

私はありがたい事に体験談で聞くような我慢の断酒はしてません。

飲みたいと思ったら、正直に妻子に『飲みたいな』と言ってそれでおしまい。妻子も聞き流すし、私もだいたいすぐ忘れます。
ただし、退院後の今の私をあまり知らない人の前では言わないです。そんなの不安にさせるだけですから。

担当さんに暮れのご挨拶を済ませたその日の夜は、AA(Alcoholics Anonymous)ミーティングです。この日は、私を含め3人が断酒三ヶ月目のメダル授与でした。
AAミーティングでも公言してますが、AAには、断酒のためだけではなく、私を変える為に通ってます。

最後に、ここから少しトーンダウンです。

まだなのか、もうなのか、とにかく退院後の断酒は三ヶ月です。入院中も外出は毎日、外泊(帰宅)は毎週していたので、その期間をいれたら、最後に飲んだ6月からの通算だと半年ちょっと経ちます。7月2日入院でしたから、妻に確認すると、確か6月18日に『もう飲まないっ!』とかなんとか言って酔って飲み残しを処分しました。

あんなに愛し合ったのに、別れはシケた話です。

お酒の別れ話はここまでです。

ここからは、これからの話です。

AAのステップで、罪を償うにあたり、迷惑をかけた人を訪れるとあります。

大多数の方に出来てません。全員は無理です。
が、やらねばならない人はわかってます。でも、出来てません。

職場復帰はもうすぐです。つまり、まだ出社していないので、これも回復してません。

更に仕事のストレスにはまださらされておりません。

まだ見ぬ飲酒欲求のビックウェーブ、それは贖罪の途中や後に来るかもしれません。

せめて、贖罪が終わった時は、清々しい気持ちでいたいですが、謝っておしまいという問題ではなさそうです。人の傷や記憶は簡単に癒えません。

ただ、私一人が回復過程に乗っかってるだけです。それも、沢山の人に乗せて頂いたんです。中には私のためではなく、妻や子のために力を貸してもらえたんです。
認めてます。私はほとんど努力も苦労もしてない事を。わかってます。ただ、お酒を飲んでのたうちまわっただけだと。

というのが、スリップや飲酒欲求に苦しめられてない理由かもしれません。私の中で考えれば考えるほど、ケリはついてません。当たり前ですが、負の遺産がザクザク出てきます。

とりあえず、普通にしているとお酒のことはあんまり考えないので、断酒の事もメリハリをつけてます。『Alcoholics Anonymous(通称“ビックブック”)』を読む時は集中して読む。閉じたら考えない。ネットもお酒と時間潰しは別物にする。

でも、今になって、新たに記憶がよみがえったり、大なり小なり気づきもあります。

だから、まだ冷蔵庫には未開封の抗酒剤が入ってます。

できる事なら、お酒はもとより、抗酒剤も飲みたくありませんが、その時はそんな事は言えません。

どっちか飲むならどうする?

わかってます。
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コメント

非公開コメント

抗酒剤って

こんばんは。
抗酒剤って肝臓の働きを止めちゃうんですか、それは苦しくなりそうですね。
謝っておしまいではない…とてもズキズキきます。
ちょっとするとすぐ浮かれて飲みたくなる思考回路に喝がいただけました。

No title

やままるさん。

これを読まれて、
・怖いよぉ(やままるさん風に、すみません…)
・薬の世話にはなりたくないから今日も寒いけどランニングするぞ!
・こんな恥ずかしい悩みを抱えるくらい飲んでたのか?この馬鹿は!
と思って頂けたらたら、正解です。

やままるさんのブログを見て、私も走るか、せめて歩くかと思いました。
せっかくのadid○sも寝巻き。Nik○を履いても、アクセルを踏んで移動。駄目男君です。
アルコール依存症者特有の昔自慢を一つ。
昔は首から下だけは自慢のスレンダーマッチョでしたが今は…
プロフィール

diehard0

Author:diehard0
2009年秋
健康診断
アルコール性肝臓疾患
糖尿病
他、異常値たくさん

2011年4月〜2011年5月
入院治療
肝臓疾患
慢性膵炎
糖尿病

2011年11月14日
アルコール依存症と診断
即日精神病院へ入院
休職の始まり

2011年12月27日〜03月30日
入院中も再三飲酒し転院措置
1回目のアルコール専門病院へ
医療保護入院


退院後も再飲酒
休職のまま自宅療養
連続飲酒の日々



2012年06月
入院治療を希望
心療内科へ相談
専門病院を予約

現時点で最後の飲酒

2012年07月2日〜年09月28日
2回目のアルコール専門病院へ
任意入院



2012年11月
復職に向けての自宅療養
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2013年01月
職場復帰

2013年3月
正式復職


断酒ポリシー
“最初の一杯を飲まない”

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