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keep it simple

※今回の記事は、あるブログを見て書く事にしました。
内容はあらためて私の断酒に至る経緯、つまり入院です。


2年前の私の家は、私の問題飲酒で悲惨を極めていました。

離婚寸前。
妻の実家は、妻と娘を引き取るつもりでした。
健康な妻はやつれ、娘は私をパパと呼ぶものの、内心では既に親だとは思わなかったそうです。
職場でも問題視されていました。

長文が予想されますが、ある方へお伝えしたい事は以下です。

『奥様とそのご両親には、アルコール専門病院に即入院するので、退院後半年まで猶予をお願いして下さい。準備の時間はありませんし、必要ありません。すぐに入院して下さい。』
『ブログ文面にあるような会社にお勤めなら、休職してあらゆる官民の社会保障でしばらくは生活できます。』
『必ずお酒をやめて下さい、あなたはもう飲めません』
『あなたは自力で断酒は無理です。専門病院に入院して下さい』
『入院はきっかけで、病院では支援は得れます。入院中は、退院後のビジョンを持って下さい。私の場合は、お酒を飲まず、三度のご飯を食べて、夜は眠る事でした。つまり、人として当たり前の姿です。』
『病院で心と体を落ち着けて下さい』
『心身が安定してからが頑張る時です』
『ご家族と仕事の事はそれからです。』
『回復は簡単ではありませんが、あなたなら出来ないはずはないと思います。』
『奥様にもご両親にも職場にも猶予を頂けたのなら、必ず仁義を通して下さい、それは断酒とあなたが少しづつ出来るようになる努力です。』

『あなたはいまボロボロです。ひとまず、病院で休息が必要です。』

あなたはほんの数年前の私と何も変わりません。
何とかなります。
あなたが、気持ちと努力と選択を間違えなければ。


本編


土曜日
何かと問題は抱えていますが、休みは休み、ゴロゴロしていました。
今週は毎日が残業で、流石に疲れています。

とはいえ、家族サービスもせねばならぬと、さっき妻に映画かスーパー銭湯でも行かないかとお誘いしましたが、ゴロゴロを希望されました。
今週は、私の毎日の帰りが遅く、お詫びと日頃の感謝のつもりで、出かけるなら私のヘソクリで奢ろうと思ったのに…
晩ご飯も付けようと思ったのに…

小銭を持っている事は見透かされたか、近所のケーキ屋の限定スィーツをご所望と申します。
買って来いとの意味です。
娘も、一瞬お出かけを期待しましたが、今日はTVでAKBナントカの総選挙があるから、ヤラセヤラセて言いつつもTVを見ながらスィーツに便乗です。

一人寂しく買い物に出かける前に書き上げましょう。

今回もお酒の話です。
AA関係のミーティングでは、私なぞペーペーの部類で、私自身が人の話に気づきを求めて参加しているので大人しくお話を聴いています。

ミーティングを引っ張る方々からは、そろそろ私より後にお酒をやめたメンバーに私から話をする頃だと促される事があります。


最近、仕事の拘束時間が休職前と変らなくなり、AAはおろか、断酒のブログ巡りもしていませんでした。

昨晩、仕事帰りの途中に、たまたま見たブログがあまりにもショックで考え込んでしまいました。

お酒でのっぴきならない状況に陥っているそうです。

状況も症状も、何もかもが私とそっくりです。
自分の痛いところを他人に見出すと、辛く悲しく怒りも覚えます。

何回もコメントを書こうと考えましたが、答えが見つからず、やめました。

以前の私と同様、何を言っても届かないかもしれないし、差し迫った状況はそれどころではないはずです。

でも、山積みの問題を解決するには断酒しかありません。
全ては断酒してからです。



結果論での私の断酒と継続はこうです。

2年前、妻から何度も入院を懇願されました(妻は社会福祉に関わる仕事をしていて、詳しい方々に何度も相談済み)が、私は入院すると言ったり、したく無いと言ったり、要は逃げていました。

私自身も、何とかしないといけない、もう駄目だ(自殺しかない)等と考えましたが、何も実行してません。

断酒は、そうなる前から考えましたし、試してもみました。

自力の断酒は無理でした。
もって三日です。

飲酒欲求を超えた何かに支配されていました。

一番辛かったのは眠れなかった事です。

入院直前まで仕事をしていましたから体は疲れているのに、飲まないと全く眠れませんでした。

それでもお酒をやめないと駄目だとは思うので、我慢の断酒を試みますが、日中は手足が震え、脂汗が止まらず、夜は全く眠れない。
三日が限度です。

そして、眠れないまま仕事に向かい、気持ちを落ち着ける為に、仕事前や仕事中にお酒に口をつけました。

一線を超えました。

しばらくはやり過ごせます。

この間、営業の担当地区が都心だった為、車での移動は非効率で公共交通機関を利用していました。
飲酒運転をせずに済んだのも結果論です。
当時の私は自分の最後の理性と勘違いしていました。

違います。

結果に過ぎません。

当時の私は自己憐憫と被害妄想に取り付かれていました。

飲酒は仕事、ストレス、人間関係、親、妻子との関係を理由にしていました。
今も私を取り巻く環境は変わりません。
でもお酒は必要ありません。
そして、ただ私が飲まないだけで、関係性はずっと良くなりました。

でも、当時は飲む理由もやめられない理由も、私以外にあると思っていました。

飲んでからの状態も日に日に酷くなります。
依存症は進行します。

私は毎日、仕事帰りの新幹線で、義務のようにかなりの酒量を飲んでいました。

基本的には、ほぼ毎日ブラックアウトしていた言えます。

沢山のお金や物を失いましました。
無くして、壊してしまいました。

気がついたら病院や警察に保護も何度もあります。

失禁や脱糞も。

妻子に手を上げた事はなかったらしいですが、存在自体が暴力です。


そして、会社でも露呈していきます。

何度も関係する部署の長に呼び出されました。
自主的な治療を促す為です。

その時は真面目に話をしますが、行動には伴いません。

ついに、会社関係者(異なる部署の役職を持った方が二人も)に病院に連れて行かれました。

医師からの休職と即入院勧告です。

残念ながら、内科専門の産業医でしたので、書かれた紹介状もアルコールは専門外の精神病院です。

翌週、妻と、また別の会社関係者(今度は元上司と人事の役職の方二人も)と精神病院へ向かい、即日入院です。

残念ながら、効果はありませんでした。

私に何の変化もなかったからです。
専門外であった事もそうですが、私に気づきがありませんでした。

その病院には、偶然にも小中高の同級生が勤めていましたが、私は恥じる事なく、外出外泊の度にお酒を飲みました。

結局、主治医である医院長から、アルコール専門の病院へ転院を言い渡されました。
『当院ではあなたを救えない』

そしてアルコール専門病院へ医療保護入院となりました。
1回目の専門病院です。

筆舌に尽くし難い、刑務所のような病院でした。
人権も衛生も度外視した、ただお酒を飲ませない収容施設です。

家族の面会も制限がありました。

この辺は以前のブログに書いてますので省略しますが。

転院当初は落ち込みますが、慣れると考え方がより誇大妄想を帯びていきます。

退院の為、模範囚のごとく振る舞い、診察は筋の一貫した嘘を重ねます。

一人、私の歪みに気づいたのは妻でした。

回復どころか悪化している。
飲んでないのに、と。

葛藤の末、本当の最後と決意し、私の医療保護入院を解除し、私を退院させました。

私はそうとも知らずに。

この辺も前に書きましたから省略しますが、1回目のアルコール専門病院を退院後、私は何も変われていないのに、元の生活を取り戻そうと画策しました。
因みに、退院後3日で再飲酒は始まっています。

当然ですが、家族関係も復職も思い通りになりません。


そして、はじめて自分の意思で、無くした物を取り戻す為、2回目の入院となりました。

一応、2回目の入院の予定日の2週間前にお酒を断ってから向かいました。

それが、今日至る最後の飲酒です。
もう、味の感想も覚えていません。


続きは、近く書く予定です。

今からスイーツを買いに行きますから。

こんな変遷の私でも、今も家族と暮らしています。
家も売らずに済みました。
会社にも復職しました。
また新幹線通勤もしていますし、もう飲んでいません。

今月で最後のお酒から1年になります。



keep it simple

困難な状況にある場合、物事はシンプルに考えるべきです。

今、やるべき事は断酒です。

あなたは間違えなくアルコール依存症です。

そして、あなたのブログを最初から読ませて頂きましたが、気分が悪くなるくらいに私にそっくりで、重症です。
心がです。

でも、厳しい言葉に耳を傾けて下さい。

今のあなたには優しい言葉は病気を悪くするだけです。

あなたが6月に私のブログを訪問した事を確認して、私はあらためて自分の経緯を書いてメッセージをおくりました。

期待はしませんが、信じています。
また訪問される事と、あなたがお酒から立ち直れる事を。

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コメント

非公開コメント

ありがとうございます。

メッセージ、ありがとうございます。
ここまで親身になっていただけることが率直に嬉しいです。
家族は、アルコール依存症を病気としてはみてくれてません。
意志の問題だと。入院なんて意味がないという状況です。
入院の可否に関わらず、家族を失いたくないという思いは、
何よりも大きいのでお酒は止めます。
お酒だけではなく、積もり積もった夫婦間の問題も根が深いようです。。。
もう、手遅れかもしれません。

思いは、お酒を完全に断ち、家族に償いをしたい。
これまで、心休まるところなく過ごしてきた子供に安定を。
それには、母親も必要なんです。

何とか、離婚せずに償いをさせてくれと妻に頭をさげ続けてますが、
妻の意思は固いようです。。。

明日の話し合いの結果は、diehard0さんにきちんと報告させて頂きます。

ありがとうございます。

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プロフィール

diehard0

Author:diehard0
2009年秋
健康診断
アルコール性肝臓疾患
糖尿病
他、異常値たくさん

2011年4月〜2011年5月
入院治療
肝臓疾患
慢性膵炎
糖尿病

2011年11月14日
アルコール依存症と診断
即日精神病院へ入院
休職の始まり

2011年12月27日〜03月30日
入院中も再三飲酒し転院措置
1回目のアルコール専門病院へ
医療保護入院


退院後も再飲酒
休職のまま自宅療養
連続飲酒の日々



2012年06月
入院治療を希望
心療内科へ相談
専門病院を予約

現時点で最後の飲酒

2012年07月2日〜年09月28日
2回目のアルコール専門病院へ
任意入院



2012年11月
復職に向けての自宅療養
ブログを始める



2013年01月
職場復帰

2013年3月
正式復職


断酒ポリシー
“最初の一杯を飲まない”

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